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​学園長の気持ち

のびのび、いきいき、わくわく

住の江幼稚園では、「のびのび、いきいき、わくわく」というキャッチフレーズで保育を 行っておりますが、この頃「のびのび」に対しての誤解があるので、少しその説明をしたいと思います。


まず、「のびのび」といえば「自由にのびのび」と思われます。ここまではいいのですが、さらに自由イコール放任というとらえ方をする方もおられます。つまり、自由保育イコール放任ととらえられると、ずいぶんと本園の意図するところからはなれてしまいます。


一般的に自由保育に対して設定保育というのがあるのですが、自由、設定ともに明確な定義があるわけでは ないのです。自由保育のなかには、環境構成や先生と子どもたちとのかかわり方など人的、 物的環境設定がおおいことを考えると、自由、設定という言葉だけでは、混乱してしまいそうです。 また、自由保育と設定保育を小学校でいう休み時間と授業時間という感覚でとらえると話はもっとややこしくなります。

 

自由には責任(自己責任)が伴うものです。そこを間違ってしまうと自由→気まま→無責任→放任 という悪循環をおこしてしまいます。 本園のめざす保育は、「自由感と選択の自由がある保育」です。この自由感あふれる保育のなかから、子どもたちが自己責任を学んで欲しいと思います。昨今いわれている`自己チュー児´ (自己中心的な子ども)といわれないためにも、職員も子どもと一緒に学びたいと思います。

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